人工筋肉
圧縮空気を供給することによって縮む力を出せるアクチュエータ。今回は人の運動をアシストできる人工筋肉スーツにより、装着者をどこまでパワーアップできるかを検証する。
地球侵略を目論むピット星人。
「世界の未来像」をつくる街、
柏の葉スマートシティが人類にとって、
重要な拠点だと考え、
エレキングと共に偵察に向かう。
偵察に気づいたモロボシ・ダン。
ピット星人と戦うものの、
ウルトラアイを奪われてしまう…
柏の葉に向かってしまう、
ピット星人とエレキング。
その最中、電力切れでお腹を空かせた
エレキングが暴走。
ピット星人の命令を無視して、
電力が溜まっている、
柏の葉スマートシティに進行を始めてしまう。
高圧電力を放ちながら暴れるエレキングを
止めるべく、
ウルトラ警備隊は尻尾に
絶縁体ロープをくくりつけることに成功。
エレキング進行阻止作戦を決行する…!
果たしてウルトラセブンは、
柏の葉の街の人たちを救えるのか…
普段「ウルトラセブン」は、モロボシ・ダンとして活動している。ピンチの時には本来の姿に変身し、ウルトラ警備隊と協力して戦う。
ウルトラセブンの重要な、変身アイテム「ウルトラアイ」。”デュワッ!”の掛け声でグラスを装着することで、あなたもウルトラセブンになれるかも。
「ウルトラセブン」の第3話「湖のひみつ」に登場する宇宙怪獣。独特の鳴き声を発し、体表から50万ボルトの電気ショックを放つ。ウルトラセブンを代表する怪獣の一つ。
ピット星からやってきた侵略者。普段は地球人の少女に変身して潜んでいる。エレキングはピット星人によって育てられ、操られていた。
柏の葉スマートシティは、
世界の未来像をつくる街。
人に寄り添い人間の持っている能力を拡張する、
未来の技術、”人間拡張”について
研究を行なっています。
人工筋肉によるリアルな身体拡張と
プロテウス効果を用いたバーチャルな環境拡張の
2つの最先端技術で、フィジカルとメンタルの両方から、
身体の可能性に挑戦するための
プロトタイプを制作。
一般の方々に協力をしていただき、
データを習得する、
公開参加型の実証実験を行います。
圧縮空気を供給することによって縮む力を出せるアクチュエータ。今回は人の運動をアシストできる人工筋肉スーツにより、装着者をどこまでパワーアップできるかを検証する。
仮想空間上のアバターの見た目が、リアル側のユーザー行動特性に影響を与えること。今回は、ユーザーがウルトラセブンに変身することで、楽に力を発揮できるかを検証する。
どれだけ力をこめているか、筋肉の活躍度合いを測るためのセンサー。上腕(力こぶのできる部分)にセンサーとなるバンドを巻きつけ、その活動度合いを推定。今回の実験では、その筋肉の活動度合いを、装置に設置されたLEDの光でフィードバックする。
持丸 正明 博士
産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究センター長栗田 雄一 博士
広島大学 大学院先進理工系科学研究科 電気システム制御プログラム 教授小川 和徳 博士
ダイヤ工業株式会社 新市場開拓部門 研究開発 Vice Chief Engineer一般社団法人 超人スポーツ協会
鳴海 拓志 博士
東海大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻人間機械情報学講座 准教授村井 昭彦 博士
産業技術総合研究所 人間拡張研究センター 研究チーム長綱引きを引っ張る力を計測。(全3回)
指令1:素の状態で綱を引っ張る
指令2:人工筋肉を装着して綱を引っ張る
指令3:人工筋肉装着に加え、プロテウス効果(ウルトラセブンに変身)を付加して引っ張る
テクノロジーによって、身体はパワーアップできるのか。
より運動を楽しく感じるのか。
さらに、運動を継続して行いたくなるのか。
体験後にアンケートを実施して、検証。
実際に、人工筋肉やプロテウス効果を使って、パワーアップした人は65%以上に。
また、70%以上の方が楽しく、身体を効果的に動かすことができた結果から、
トレーニング効率のアップさせる効果が示唆されました。
さらに、約8割の人が継続して運動を行いたくなったという結果に。
今後、運動が苦手なお子さんや、なかなか継続して運動が続かないという人でも、
テクノロジーを活用することによって、楽しく効果的に運動することができる可能性を
今回の実証実験で確かめることができました。
子供が、みんなが、運動をもっと好きになる。
そのような社会の実現に、本実証実験が寄与できることを願っています。
街という大きなスケールで、実証・実験が
できるスマートシティ、柏の葉。
ここでは、多彩な研究機関や大学、施設が
さまざまなチャレンジをサポートする。
さぁ、柏の葉とともに、世界を、未来を、
変えよう。